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アメリカのミッドセンチュリーの中に女性が好むナチュラルでポップなイメージを取り入れた美容室

RollHair 様

お客様のご要望

今回は、独立して新しく美容室を開くオーナー様からの仕事で、店舗兼住宅の企画・設計・施工までトータルにプロデュースさせていただきました。

オーナーのコンセプトは、アメリカのミッドセンチュリーの中に、女性が好むナチュラルで、ポップなイメージを表現してほしいとのことで、約半年いっしょに作り上げていきました。

作り手のこだわり

外装

お店のシンボルとなる青と白の水玉(水玉はお店のイメージカラーとなっています)の看板と、爽やかなブルーのロゴマークが、目立つ外観となっています。

1Fが店舗、2Fが住宅となっています。ソリッドな外観に、沖縄の花ブロックというブロックを外壁の上から積み上げて、シンプルな白い形状の中に、質感の違う白、陰影をつけた白を表現しました。白の中に青い木製の扉(こちらもただの青ではなくエイジング塗装をした古びた趣のある青)がワンポイントで建物の存在を引き締めています。

ウェイティングルーム

白い壁、白い木製の収納棚の空間に、カリモク製のブラウンのソファーとテーブルが落ち着いた雰囲気を作り、伊東豊雄氏デザインの照明器具MAYUHANAの暖かな光が、来店する人を落ち着いた気分にさせます。女性のオーナー様らしい、繊細でセンスのある小物類が、よい雰囲気を演出しています。

カウンター

白いテクスチャーの入った塗り壁に白いワードローブが、様々な白の表現を演出しています。カウンターは、ナチュラルウッドをランダムに貼りつけた腰に、濃い茶色の天板で、木目の様々な表情がおもしろい、オーナー様こだわりのものとなっています。上部にはこちらも、かわいいペンダントライトが2灯、空間を演出しています。

シャンプースペース

白い壁と、荒々しい木目のフローリングタイルの中に、最新のシャンプー台が二台並べてあります。シャンプースペースは、周りよりも照明を暗めにして、棚上の間接照明で、空間に広がりを与えています。

カットスペース

テクスチャーのある白い塗り壁と、白い塗装のデコラティブな木枠のミラーに、LEDの間接照明が、お客様の表情をやさしく映し出します。そして、ワンポイントで、ナラの無垢材を使ったテーブルが、白い空間を引き締める効果を出しています。そして、荒々しい木目のフローリングタイルの中に、濃いブラウンの皮にちょっとアンティークな雰囲気の脚がついたカットチェアーが、ミッドセンチュリーのような表情を出しています。

カットスペースの間仕切りには、単なる壁ではなく、家具と同じ木目を利用した、様々な形のボックスを組み合わせたディスプレイスペースを作って、いろいろな小物や観葉植物を陳列したもらうことにより、お店に賑やかな表情を作っています。

照明計画

照明計画も、基本は暖色系の照明器具を使い、ナチュラルな雰囲気を出して、ランウェイに白い明かりの照度のはっきりした照明器具を使い、空間にメリハリをつけて、お店を広く見せる効果があります。

お客様の声

お客様がいろいろなイメージ写真を集めたり自ら素材を選ぶなど空間のイメージを持っている方だったのでそれを具体的に形にする作業が特に時間がかかりました。お店に自ら漆喰を塗るなど一緒にお店をつくり上げるという過程を一緒に楽しむことができたプロジェクトでした。小物の使い方などとてもセンスの有る人との仕事は勉強になりました。

基本情報

地域 栃木県小山市
業種 美容室
対応範囲 店舗併用住宅の店舗部分の内装、外装のデザイン設計施工
お客様Webサイト http://rollhair.com/

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